平田(へいた)駅

先日、東北を旅してきました。

鉄道開業150周年記念のJR東日本パスという、JR東日本の管内なら在来線はもちろん特急、さらに新幹線、ついでに第3セクターまで、3日間乗り放題の大盤振る舞いの切符を使いながらの東北の鉄道旅。

東北新幹線はやぶさで東京から新青森まで移動し、青森から第3セクターの青い森鉄道で陸奥湾を眺めながらゆったりと八戸に戻り、一泊。翌日は7時台にホテルを出て、八戸からJR八戸線を乗り潰して久慈駅へ、久慈駅から盛駅まで、三陸鉄道を全線踏破!そんな三陸鉄道の駅の一つに、ずっと私が訪れたかった駅がありました。

釜石駅からひと駅南の三陸鉄道の駅、平田駅。一面一線の単式ホームの無人駅です。長野県松本市をはじめ、滋賀県や高知県にも「平田駅」という駅がありますが、そちらは読みが「ひらた」です。一方で、この岩手県釜石市の平田駅の読みは「へいた」です。

私が30年以上生きてきて、自分と同じ「へいた」という名前の人と直接会ったことは無いけれど、同じ名前(漢字はちょっと違うけれど)の駅には直接会えました。

築堤上の駅からは、駅の愛称「いさり火大観音」の由来の釜石大観音と、平田湾が望めます。

11年前の東日本大震災の時には、この駅のすぐ真下の辺りまで津波が来たのだそうです。平田駅だけに限らず、三陸鉄道、さらには翌日通った仙台から南下する常磐線でも気がついたのですが、鉄路の海側に新しい綺麗な建物や道路の町並みが多いこと。もちろん、沿線にはまだまだ更地な場所もありましたが、津波の被害が10年以上経っても透けて見える一方で、人々の力強さを感じました。

ちなみに、釜石駅から平田駅のひと駅だけ乗った列車は、この車両。

三陸鉄道36-R型気動車の36-R2。偶然なのかJR東日本パスでの乗客数急増への対応のためか、団体貸切や企画列車として運用されることが多いこのレトロで素敵な車両が、36-700型(36-717)と連結され、通常の運用で使われていました。内装はハロウィーンバージョン!釜石から平田のひと駅だけで降りるのが悔しかったです。

平田駅に降り立った後、釜石市内を歩きながら再び釜石駅まで戻り、再び釜石から南リアス線区間を終点の盛まで乗車。そして盛から気仙沼までは初めてBRTに乗車。BRTはBus Rapid Transit、バス高速輸送システムの略で、区間の一部を東日本大震災で被災した線路をバス専用道路を通り、バスでありつつも電車のような定時性を確保した公共交通機関です。BRTに乗った時はもう夜で周りは真っ暗でしたが、車窓からはライトアップされた「奇跡の一本松」も見ることができました。

気仙沼からJR大船渡線で一ノ関へ、一ノ関から東北新幹線やまびこで仙台に着き、一泊。翌日は仙台から東北新幹線…ではなく、特急ひたちで仙台から品川まで常磐線を乗り潰して帰りましたとさ。鉄分をたくさん吸収できました!

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