週刊長野にリサイタルについての記事が掲載されました

長野市とその近隣地域に発行されている「週刊長野」で、1月22日に長野市芸術館で開催予定の「由井平太サクソフォンリサイタル」について、記事にしていただきました。2020年12月31日の信濃毎日新聞朝刊折込の、2021年1月1日号です。

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12月中旬に電話で取材をしていただきましたが、その後も収まる気配の無い新型コロナウイルスの感染拡大に、無事にリサイタルが開催できるのか、私自身も不安がないわけではありません。ただこのコロナ禍での音楽家という仕事の責任のひとつは、感染症予防のために出来る事、やらなければいけない対策は十分に実施し感染リスクの高まる場面を無くした上で、音楽・芸術活動の歩みを止めないことだとも思います。

幸いにも、会場の長野市芸術館はきちんとしたコンサートホールです。換気・空調設備も十分整っており、公演に関わる対策も、会場との打ち合わせなどを経ながら問題なく進めることができています。
私自身も、記事中で触れられている通り、Huitでのレッスンをはじめ、仕事で首都圏と長野を移動することがある身です。日々の感染予防に加え、12月以降は移動前に抗原検査を実施して陰性を確認した上で、移動・レッスンなどをおこなうようにしています(もちろん、検査や陰性の結果も決して過信するべきではなく、感染予防の徹底が最重要という認識に変わりはありません)。

2020年の大晦日も、新型コロナウイルスの感染者数は、東京でも全国でも最大を更新しました。医療、そして命を守ることは、音楽・芸術を守り楽しむために大切なことです。感染症拡大防止のために出来ること、やるべきことをしっかり押さえて(お客さまにもご協力いただきますようお願いいたします)、そして状況によっては必要な判断と適切な対応をできるように国や自治体の方針を注視しながら、音楽家という誇りと責任の下、コロナ禍での安全な音楽活動を継続し、普遍的な音楽芸術の価値を追求していきたいと思います。

2021年も、よろしくお願いいたします。

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