2年ぶりに

2月28日、群馬県太田市での中高生のための吹奏楽公演に出演していました。群馬で活躍するプロの演奏家を中心とした吹奏楽の中で、私は(群馬と深い縁はないものの)バリトンサックスを担当しました。

ちょうど今から一年前にも予定されていたこの演奏会。しかし当時、新型コロナウイルスの感染拡大で、学校の休校要請や、コンサートなどの集会・イベントの自粛が政府によって要請されました。この要請のタイミングが一年前の演奏会のリハーサルが始まる直前。そしてリハーサル前日に、演奏会の中止とそれに伴う補償の連絡が来ました。本来ならリハーサルの2日間と本番の予定だった計3日間、急遽完全なオフになり、新型コロナウイルスによって世の中はどうなっていくのだろうと不安に感じたことを覚えています(そしてその不安が現実のものになってしまった1年間でした)。

そうした私にとってのコロナ禍の影響を受けた最初の仕事でしたが、1年経って、改めて公演が行われたことは、コロナ禍が未だ続く中とはいえ、希望を感じます。

さて、そんな本番でしたが、慌ただしい日程で、リハ・本番とも写真はなし。なので、2日間のリハーサルのために群馬に泊まった2日目の朝、お昼からのリハーサル前に太田を散策していた時の幸運な話を。


私は古いものが好きです。神社仏閣などは最たるもの(他に古墳、さらには古地図などなど)。せっかく太田に滞在しているのだから、翌日のリハーサル前に少し散策をしようと東武伊勢崎線の駅から歩ける範囲で素敵な場所はないかな、とリハーサル1日目の夜に、ホテルで地図を眺めていました。そして決めたのが東武伊勢崎線の世良田駅から徒歩8分ほどの世良田八坂神社。1000年以上の歴史のある地元で大切にされている神社だそうです。

境内には、音楽など芸事の神様である弁天様とその遣いの白蛇を祭る白蛇弁天社もあるとのこと。そして、ここまでが事前に知った内容でした。

朝、ホテルをチェックアウトしてからバリトンサックスと荷物を持ちつつ無人駅の世良田駅に降り立ち、てくてくと。南へまっすぐ伸びる道から西の方角を見ると、遠くに雪化粧した浅間山が。

そのまま南へしばらく進み、お目当ての八坂神社へ。趣のある、立派な社殿です。

社殿にお参りして、繊細で見事な彫刻を眺めながら後ろ側に行くと、いくつもの摂末社があります。その中に、白蛇弁天社もありました。

弁天様に、音楽により磨きがかけられるようにお願いをしてから、せっかくなので社務所に立ち寄りました。白蛇弁天社のお守りもありましたが、そのお守りは金運の様子。お金は欲しいけど、今回のお願い事はお金では無かったので、うーん、と思っていると、白蛇弁天社の御朱印もあり、そちらをいただきました。これまで御朱印は集めていないかった(集め始めると際限がない!)ので、御朱印自体、実はいただくのは初めてでした。すると福引きと書かれたくじを引くように促され、引いてみると可愛い白蛇のハンコが押されており、当たりとのこと。そしてこの社務所に実際にいる白蛇(訪れた時は冬眠中で見ることはできず)の脱皮した抜け殻を包んだお守りを授与していただきました。

と、幸せな気分でリハーサル会場へ移動しながらSNSを見ていると…この白蛇弁天社の御朱印は、巳の日限定のものなのだそう。そして、その巳の日にこの限定の御朱印や白蛇弁天社のお守りをいただいた人限定でくじを引くことができて、この白蛇の抜け殻お守りを授与していただけるそう。

このリハーサル2日目は2月26日、調べてみると巳の日(御朱印にある通り乙巳の日)でした。このブログはスピリチュアルなブログではありませんが(笑)、この巡り合わせに素敵なご縁を感じました。

そんな神社でのパワーを浴びて、そして新型コロナで中止になった公演の1年越しの開催という幸せを噛み締めて、その日のお昼からリハーサル、そして1日空いての本番を終えました。

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